白アスパラの季節!栽培に欠かせない土の温度調節を最適化するボッシュのセンサー、Diepfield Connect

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ドイツは現在、白アスパラが旬。「白アスパラメニューあります」と書かれた黒板を外に出しているレストランが目立ちます。そしてテラス席にはオランデーズソースのかかった白アスパラを堪能する人々。

 

一年のうちの短い期間しか楽しめないので、誰もがアスパラ、アスパラと話題にしているんですよ。今年は私はこれまでに3回食べました。定番のオランデーズソースをかけたものの他に、フランスとドイツの国境地域アルザス地方の郷土料理であるフラムクーヘン(パリパリに焼いたうすーいピッツァのようなもの)に白アスパラとハムをのせたもの、そして3回目は自分で作った白アスパラ入りキッシュ。

 

白アスパラの栽培はとても難しいのだそうですね。高品質のものをたくさん収穫するためには地表から20センチの深さの土の温度を20〜22度に保たなければなりません。それよりも温度が低いと生育が悪くなり、かといって暖かすぎると美味しい白アスパラができません。

 

温度を最適に保つためには畑をビニールで覆います。片面が白く、もう片面が黒いもので、裏返して表面になる方を変えることで太陽光の吸収・反射を調節し、それにより土の温度を調整します。上手に管理するのが農家の人の腕の見せどころ。天気予報を見ながら勘を働かせる必要があります。

 

ボッシュ社は、白アスパラ畑の土の温度をモニタリングするためのセンサー、Deepfield-Connect Asparagus を開発しました。地表から40センチの深さまでの温度を継続的に計測します。データはスマートフォンのアプリに自動送信されるので、農家の人は頻繁に畑に温度を測りに行く必要がありません。

 

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しかし、ビニールを裏返すのは手作業でしなければなりません。センサーを導入すると正確な温度管理が可能になるので、ビニールを裏返す回数はむしろ増えるようです。でも、こまめに裏返して最適な温度を保つことで、いっそう高品質な白アスパラが収穫できます。

 

また、白アスパラは2月に植えますが、冬の間ずっと温度を観察することで収穫の時期が予測できるそうです。

 

農業のデジタル化で農作業の効率化が図れるだけでなく、消費者もより美味しい農産物が食べられるようになりそうですね。

明日はドイツは祝日。友達と郊外のお洒落なレストランでランチの約束をしています。また白アスパラ、食べようっと。

 

参考
Sensoren und Apps erobern den Spagel-Acker

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