学問はクールだ! エンタメ系学術プレゼンコンテスト Science Slam

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本年度初のベルリンでのScience Slamを見に行ってきました。

 

Science Slamとは2006年にドイツで始まったエンタメ系サイエンスコミュニケーションイベント。若手の研究者を中心に、自分の研究について知ってもらいたい研究者が持ち時間一人10分で面白くプレゼンテーションをするという趣向の催しです。

 

学術コンテストとはいっても堅苦しい雰囲気のものではなく、極めてカジュアル。聴衆の拍手の大きさで優勝を競います。サイエンスという名前がついていますが、自然科学に限定されたものではありません。自然科学・人文科学・社会科学の幅広い分野の研究者による「最高に楽しいプレゼン大会」。ドイツ各地で頻繁に行われており、年度の終わりにはその年の全国チャンピオンが選出されます

 

市民への学術啓蒙イベントとして大変人気なだけでなく、登壇者のキャリア形成にも大きな意味があります。全国チャンピオンに選ばれた研究者は一躍スターになり、自らの研究について本を出版したりなど、様々なチャンスを得ることができます。

 

こちらはScience Slamの公式ビデオ。どんな雰囲気か、是非覗いてみてください。

 

 

 

さて、昨夜は、ほぼ月1ベースで開催されるベルリンでのスラムイベントの2016年度第一回目へ行って来ました。

場所はクロイツベルク地区のSO36というクラブ。

 

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FullSizeRenderさすがベルリン。学術イベントらしからぬ、アングラ感。これだけでもかなりワクワクします。

 

早めに行ったので、私は最後部席にギリギリ座れましたが、立ち見が大勢でクラブは満員。まるで、人気のミュージシャンのライブ会場のようです。

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すごい熱気!

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近所のインドレストランのおじさんがインドスナックを売りに来たので、サモサを買って食べながら見ました。このカジュアルさも楽しいです。

さて、肝心のプレゼンですが、昨夜は6人が登壇しました。テーマは、、、、。

  • 「 Youtubeはテレビを超える教養チャンネルか?」(メディア研究者)
  • 「不安とは何か?ネズミを使った実験」(神経学研究者)
  • 「穴とは何か?」(哲学研究者)
  • 「精子はいかにして卵子に辿り着くか?」(生物学研究者)
  • 「戦後建築は嫌いですか?DDR建築を好きになる方法」(美術史研究者)
  • 「血液の数学的研究」(システム生物学研究者)

え?そんなに面白そうではない?いえいえ、これがとても面白かったのですよ。一人10分というコンパクトなプレゼンテーションなので途中で飽きたりしません。学問のいろいろな分野についてエキサイティングなセッティングで学べ、「学問って、クールなんだ!」という気分にさせる最高に楽しいイベントです。

司会者もノリノリ。(昨日の動画です。後ろの席からiPhoneで撮ったのでクォリティが悪く、すみません)

昨夜の6名の登壇者のうち、1位に輝いたのは精子研究の男性でした!私も彼のプレゼンが一番面白かったです。

 

すごく楽しかったです。来月もまた聴きに行くつもりです。

 

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