大人のためのサイエンスワークショップ@ベルリン

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生涯学習の盛んなドイツでは、成人向けに文系分野、理系分野を問わず、様々な講演会やセミナー、ワークショップが開かれています。新しい知識を得たい人、世の中の動きについて知りたい人、またはイベント好きな人には嬉しい学びの機会がたくさん。

そんな中で、ベルリンの自然史博物館(英語ページあり)の大人向けサイエンスワークショップ、Bioinspiration – Ideen aus der Naturへ行ってきました。

このワークショップは、自然史博物館とドイツで立ち上げられた非営利のバイオミミクリ研究ネットワークであるBiomimicryGermanyが共同で提供する一般向けのワークショップ。ワークショップのテーマは「自然の仕組みを学び、人間社会における問題の解決に役立てる」というもの。環境にできるだけ負荷をかけない持続可能な社会づくりのため、自然界の様々な「すごい仕組み」について学び、それを模倣した技術を開発し利用する。そんなバイオミミクリについて一般の人々に広く知ってもらおう、取り組みに実際に参加してもらおうというのが趣旨のようです。

私が参加したのはこのワークショップの第2回目でした。同じ内容でドイツ語によるワークショップと英語によるワークショップが開かれていて、今回は英語によるワークショップの方へ行ってみました。参加者は約15名、講師は2名(一人は自然史博物館のスタッフ、もう一人はBiomimicryGermanyのスタッフ)。参加者の国籍は様々。

3時間に渡るワークショップでは、まず講師がバイオミミクリについて説明し、自然界の様々な「すごい仕組み」を紹介しました。その後、参加者は少人数グループに分かれて自然界からヒントを得たアイディアを出し合い、その応用を考え、プロトタイプを作成するところまでやりました。

短い時間の中でアイディアを出し、工作して発表するのはなかなか難しかったのですが、みんな小学生に戻ったかのように和気藹々と楽しみながら作業していました。険しい崖にも楽々と登るマウンテンゴートの爪からヒントを得た特殊なハイキングシューズやサボテンのトゲが周囲の空気中の水分を集める仕組みを真似た砂漠ハイキング用の帽子など、面白いアイディアがいろいろと発表されました。(詳細はヒミツです、笑)

博物館や科学館の多くが子ども向けの体験型ワークショップや実験イベントを行っていますが、大人向けのものはなかなかないので、とても新鮮で楽しめました。一般公開していない博物館のコレクションをいろいろ見せて頂いたり、手にとって観察することもできるのも魅力。また、夜の博物館というのもなかなか趣がありますね。ワークショップの後にはワインが振舞われ、いろんな国籍の人たちとおしゃべりするのも楽しかったです。

このワークショップ、これからも不定期であるようなので、また参加するつもりです。

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夜の博物館。恐竜の骨を眺めながらワインを飲む。

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