動物を殺さずに作るModern Meadowのエシカルな革製品 

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欧米諸国では、人間の生活のために動物を殺すことの是非がしばしば議論されています。ベジタリアン人口が若い人たちを中心に増加しており、その中でも特に厳格な「ビーガン」と自らを称する人たちは動物性の食品を口にしないだけでなく、動物由来の一切の使用をを良しとしません。

そして、ベジタリアン・ビーガンでなくても、動物に苦痛を与えることは最小限にすべきというのが欧米社会のコンセスサスとなりつつあり、様々な方面で状況の改善に取り組む人たちがいます。

当ブログでもこれまでに、ドイツにおける以下のような取り組みをご紹介して来ました。

 

動物実験代替法の開発 ドイツの現状

動物実験の7割を代替できるTissUseの人工臓器チップ

ベルリン自由大学の学生が乳牛の健康を守る飼料添加物を開発 

 

でも、動物性のもの一切を避けるというのは、とても難しいことです。住んでいる環境によっては、肉や魚を食べないという決断そのものが大変な上、植物性のものだけを食べたり使ったりしているつもりでも、そうした製品の加工の段階で動物性の素材が使用されている場合も多いですね。

また、動物の福祉を考慮すべき一方で、人はやはり生活やお洒落も楽しみたいと思うものでしょう。

特に革製品は独特な質感があり、ファッションアイテムの素材として不動の人気がありますね。

動物が殺されるのは嫌だけど、革のバッグはやはり魅力的だし、、、、。そんなジレンマを抱えている人も多いのではないでしょうか。

 

しかし、今、画期的な方法で皮革製品の製造に挑戦するスタートアップ企業があります。

 

期待を集めているのは、ニューヨークのスタートアップ、Modern Meadow
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動物を殺さず、有害なケミカルも使わずに作るオーガニック・レザー。 動物の皮膚から摂取した天然のコラーゲンを培養して作る人工の本物の皮革(変な言葉ですが)。
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生物の細胞を培養することで組織を作り、生き物をを殺すことなく動物由来の製品を作る「Biofabrication」のコンセプトは2013年、Modern Meadowの創立者の一人であるAndreas Forgacs氏が以下のTED Talkにて提唱しています。

 

Modern Meadowの製法により、製造時の廃棄物の量も従来の方法と比べて80% カットできるとのこと。

さらに、顧客のニーズに応じた特徴を革に持たせるよう、培養過程でエンジニアリングすることが可能だそうです。

 

生物の細胞を培養し、動物由来の製品を作る「Biofabrication」の技術は、人工肉の分野でも研究が進んでいますね。人工肉の方は、最初聞いたときには「美味しいのだろうか、、、」と少し気味悪くも感じたのですが、最近、人工肉を試食している動画を見て、「そのうち、こういうものが普通に受け入れられる時代が来るのかもしれない」とも思いました。そのあたりのことは、私にはまだまだうまく想像できませんが。

 

でも、食べる方はともかく、革製品に関してはうまく行けば、動物の福祉において大きな一歩となる予感がします。

 

 

参考:

Echtes Leder ohne Schlachtung: Bio-StartUp erhält 53 Millionen Dollar von Investoren

 

 

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