ルピナスのタンパク質で作ったアイスクリーム、Made with Luveが美味しい

LINEで送る
Pocket

今日はお友達ブロガー、Wasabi Nomadik@wasabi_nomadik)さんとのコラボ企画です。

 

当ブログでは科学・テクノロジーを中心にドイツ事情をご紹介していますが、Wasabiさんはベルリンからご自身のライフスタイルやドイツの社会文化を含む幅広い話題を発信されています。今回、テクノロジー好きの私とベジタリアンのWasabiさんの関心が重なり、こちらで市販されている、ルピナスの種から抽出したタンパク質で作ったアイスクリームMade with Luveを一緒に試食しました。

 

csm_Eis_Erdbeer_be6325ab39

 

このアイスクリームは、北ドイツ、メクレンブルク・フォルポンメルン州で生まれました。同州はライフサイエンス分野の研究所や企業が多く集まることから、シリコンバレーをもじって「BioConValley」と呼ばれています。

 

ルピナス(Lupinus angustifolius)は北ドイツの気候や土壌での栽培にとても適した植物で、その種子からは良質なタンパク質が抽出されます。ルピナスは根粒菌という微生物と共生し、根粒菌が大気から取り込んだ窒素を吸収するため、栽培に肥料を必要としないという大きな利点があります。そのため、従来から動物性タンパク質の代替品として注目されていましたが、独特の苦味があるのが短所でした。

 

しかし、独フラウンホーファー研究所がルピナスのタンパク質から苦味成分を除去することに成功し、商品の開発に向けてProLupin社を設立。そして商品化されたのが、このアイスクリームです。

 

試食時にWasabiさんが動画を作成しましたので、よろしければご覧ください。

 

 

食べてみて、苦味はまったく感じませんでした。牛乳で作ったアイスクリームよりも口当たりが軽く、それでいてクリーミーな食感です。100%植物性のため、ベジタリアンやビーガンの人はもちろん、乳糖不耐症の人、大豆アレルギーの人も安心して食べることができます。また、ルピナスタンパク質にはコレステロール値を下げる効果もあるそうですよ。美味しいので、どなたにでもおすすめできます。

 

フラウンホーファー研究所はこの技術により2014年ドイツ未来賞(Deutscher Zukunftspreis 2014)を受賞しています。

 

現在、Made with Luvからはアイスクリームの他、ミルクやヨーグルトなどが出ており、近々、ルピナスタンパク質を使ったマヨネーズもラインアップに加わる予定です。

 

ルピナスタンパク質の食品への利用は今後さらに進むと見られ、食糧問題の一つの解決策となるかもしれません。尚、このアイスクリームには遺伝子組み替え種子は使われていません

 

Wasabiさんもブログでこのアイスクリームについて書かれています。合わせてお読みください。

sponsored link

LINEで送る
Pocket




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA