クラウドファンディングによる凧発電 in Berlin

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(画像: EnerKite)

ドイツの風力発電能力は現在、世界第3位(1位中国、2位アメリカ)です。風力発電といえば地面に固定した大きな羽根のある風力タービンを思い浮かべますが、今回はクラウドファンディングによる面白い再生可能エネルギープロジェクト、EnerKíteをご紹介します。

 

ベルリンのスタートアップ会社EnerKíte GmbHによるこのプロジェクトは200mを超える上空に揚げたカイトが集める強い風のエネルギーを利用し発電するというもの。一般の風力発電タービンよりもずっと高い位置まで揚げるため、発電量は固定型のタービンの倍、そして建設のための材料費を90%も削減できるという画期的なアイディアです。その結果、なんと1キロワット時あたりわずか4セントという安価な電力の供給が実現できる見込みだそう。

去年(2014年)末に実施されたデモ装置 EK30のテスト飛行では74 時間の長時間飛行に成功し、これまでに実施された合計100時間のテストフライトからその実力が注目されています。

 

凧を使えば、通常の風力タービンよりも効率良く安価な電力を供給できる

Enerkite装置と通常の風力タービンとの比較。高度が上がるほど風は強くなる。(出典:EnerKite)

EnerKíteはヨーヨーのように伸びたり縮んだりする2つのフェーズで作動します。パワーフェーズではカイトの羽根は風を横切るように飛行し、リカバリーフェーズではエネルギーをできるだけ消費しないよう、滑らかに素速く元の地点に戻るように設定されているそう。カイトが集めた風力エネルギーは地上ステーションのタービンで電力に変換されます。

EnerKiteの原理

EnerKiteの原理(画像: EnerKite)

EnerKiteは全自動で、雨や雪の日にも飛行が可能だそうです。

 

高度100〜300mを飛ぶデモ装置、EK30のカイト表面積は15〜30㎡、重量は5〜10kg。公称発電量は30kw。

2015年中に商品化完了を目指しており、2016には最初のパイロット装置が稼働する予定だそうです。市場導入はタイプEK200については2017年、EK1Mは2018年をターゲットとしています。

このクラウドファンディングには個人が一口100ユーロから投資できるので、気軽にプロジェクトに参加してみるのも良いかもしれません。(プロジェクトに関するお問い合わせは、EnerKiteのHPからどうぞ)

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