ゲームで遊びながら弱視治療 科学的知見に基づいたCaternaのビジョンセラピー

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左右の眼に視力差があるために良い方の眼だけを使い、もう片方の眼の視力が発達しなくなることで起こる不同視弱視。目の成長期に成長が妨げられることが原因のため、できるだけ年齢の低いうちに見つけ、治療することが望ましいとされています。

 

弱視は現在のところ、投薬や外科手術で改善することはできません。これまでに有効性が認められている治療法はアイパッチ。良い方の眼を眼帯のようなもので覆い、悪い方の眼だけを使う訓練をすることで視力を改善させます。また、欧米では、アイパッチの着用と並行して、ビジョンセラピーと呼ばれる視力改善トレーニングを行うのが一般的です。

 

でも、アイパッチの着用を長期間続けるのは辛く、視力改善のためのトレーニングも多くの子どもにとっては退屈で途中で飽きてしまうことが多いようです。また、頻繁にセラピーに通わなければならないのも大変ですね。

 

そこで、ドレスデン工科大学はドイツ全国の眼科医と協力し、子どもが楽しく短期間で視力を改善できるセラピー、Caterina Vision Therapyを開発しました。大きな効果が注目されています。

 

(© Caterna)

(© Caterna)

この治療法は、従来のアイパッチ治療とパソコンゲームを使ったビジョンセラピーを組み合わせたもので、子どもの年齢に応じた楽しいゲームをしながら弱い方の眼をトレーニングするというものゲーム画面の背景には光の帯が流れ、その光が未発達の視神経を刺激し、活性化します

 

(Caterna)

(© Caterna)

 

子どもはゲームが大好き。楽しくトレーニングを受けられるので、子ども自身だけでなく保護者にも好評です。また、パソコンやスマートフォン、タブレットなどがあればいつでもどこでも実践できるのがいいですね。神経学の知見を元に開発されたこのアプリケーションはドイツ医療機器法の認証を受けた医療機器で、臨床上の効果が確認されています。これまでの治療と比べ、視力改善のスピードが速く、アイパッチの着用期間が大幅に短縮するそうです。

 

現在のところ、アプリケーションはドイツ語・英語対応のみですが、ご興味があればご相談ください。日本語対応にできないか、開発者に働きかけてみますよ!

 

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