死後は自然に還りたい 遺灰から木を育てる生分解性の骨壷、Bios Urn

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キリスト教徒の多いドイツでは人が亡くなると土葬にするのが伝統でした。しかし、費用などの理由から次第に火葬を希望する人が増えており、今では亡くなった人の過半数が火葬されています。

 

また、最近では、墓石の並ぶ伝統的な墓地(Friedhof)よりも、森の中に埋葬して欲しいと希望する人が増えているようです。

 

永眠の地としての森、「Friedwald」のコンセプトは、森の中の散歩が国民的リクリエーションと言えるほど森に愛着を持つドイツ人にとって、大きな安らぎと慰めを与えるものなのかもしれません。森葬は宗教に関わりなく、新しいコンセプトなので社会的な縛りもありません。ただ自然に還る。そんなシンプルな死後を求める人が多くなっているんですね。

 

 

このような森葬の人気が高まる中、灰を入れる骨壷についても新しい傾向が出てきました。自然に還る生分解性の骨壷です。

今、注目を浴びているのはココナツの殻を素材にした骨壷、Bios Urnドイツではなく、スペイン、バルセロナの会社Biosが開発しました。

 

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この骨壷は100%生分解性なだけでなく、上部に培地の入ったカプセルがついており、そこに木の種を入れることができます。つまり、分解されて土に還るだけでなく、骨壷を埋めた場所から新しい木が成長するのですね。

 

 

また、Biosはさらに一歩進み、Bios Urnをすっぽり包む培養器、Bios Incubeを開発。

 

 

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上部にセットした特殊センサーが温度や水分を計測、木の生育を管理します。

 

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スマホで成長をモニタリング

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故人の灰から木が成長

詳しくは以下の動画をどうぞ。

 

遺族が身近な場所にこの培養器を置けば、故人の灰から新しい命が生まれ成長するのを見ることできます。

また、墓地に埋める骨壷がすべてこのような骨壷だったら、墓地はいつか森になりますね。

素敵なコンセプトではないでしょうか。

 

 

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